日本のリネン

日本のリネン

Story:究極にサステナブルな天然素材「夏も冬もリネンを」

日本国内で織り上げた、ふっくらとした厚みと豊かな風合いが魅力のリネン生地。天然繊維の中でもっとも丈夫と言われるリネンは、使い込むほどに柔らかく質感が変化し、光沢が増していきます。繊維に含まれるペクチンの効果で汚れがつきにくく、落ちやすい、まさにサステナビリティの高い素材と言えるでしょう。コットンの約4倍の吸湿性があるため、汗をかく季節でもさらっと気持ちよく着ることができます。繊維は中が空洞になっており空気が含まれているため、冬は体温で暖まった空気が逃げず身体を温めてくれます。さらに繊維自体に抗菌性があり、カビや雑菌の繁殖を抑えることで、防臭効果に繋がると言われています。

Behind the Story:日本古来の衣類の素材は「麻」と「絹」

日本でコットンが普及したのは江戸時代から。それまで衣類として使用されていた素材は、麻と絹のみだったのです。麻については古くは縄文時代から衣服として、大麻や苧麻の使用が確認されています。柔らかないわゆるリネン(亜麻)は、明治時代にヨーロッパからもたらされ、洋服に用いられるようになりました。