オーガニックコットン50番手双糸

Story：最高の綿糸で「まだこの世にない、美しいTシャツをつくろう」

上から下へ流れる落ち感、光沢と陰影の細やかさ、肌触り。Tシャツというシンプルな衣服の印象に最も影響を与えるのは、生地を編む綿糸です。

最高のTシャツに最適な綿糸ってなんだろう。時間をかけて綿と向き合い、インドの農園で、糸長のある「超長綿」と呼ばれる最高級オーガニックコットンを作りました。

Behind the Story：「50番手双糸」という糸

通常Tシャツを作る場合、20番手くらいの太めの糸が一般的です。糸を細くすれば細くするほど、しなやかでシルクのような光沢が生まれますが、薄く弱い生地になるからです。そこでまず50番手というかなり細い糸を作ることで、驚くほどしなやかで上品な光沢を実現しました。その上で、50番手の単糸を2本よりあわせ（双糸といいます）、Tシャツ生地にふさわしい25番手相当の太さの糸を作りました。

25番手の糸でTシャツをつくるなら、素直に25番手の単糸をつくるものです。糸を一度つくってから、わざわざコストをかけて双糸にするなんて、普通はしません。この双糸のすごさは、何度も着ていただいてから本領発揮します。通常のTシャツは、洗濯を繰り返すと形が崩れていきますが、このTシャツはシワになりづらく型崩れしません。

まさに、誰もつくらない、まだこの世にない、贅沢な仕様です。Tシャツが好きで、Tシャツにも品質をもとめる人に是非着て欲しい1着です。

Specific Goals are…

日本では、含有量が70%でもオーガニックコットンと謳えてしまうのが現状です。しかし私たちは、国際基準であるGOTSのオーガニック・ファーミング認証を受けた綿を100%使用しています。オーガニックコットンを推進することで、農薬による土壌汚染はもちろん、生産農家の健康被害の緩和、使用水量の抑制に繋がります。